高校柔道部のスローガンは「不屈」
柔道6段の父親の影響で、幼少期から柔道を始め町道場へ通う。
中学ではバレーボール部のキャプテンとして活躍しスポーツ推薦の話もあったが、町道場でスカウトされ柔道で有名な高校へ進学。3年間徹底的に鍛えられる。
大学でも柔道のスポーツ推薦の話があったが、幼少期~高校までの青春時代を柔道に捧げやりきったので、大学時代はライフセーバーや引っ越しのアルバイトに明け暮れていた。
Q:高校柔道部で一番つらかった事は?
A:3年間、毎日です!!!
昭和の運動部は「巨人の星」のように根性論だったので、練習中は水を飲んではいけない時代でした。
合宿では、夜中に「すみません!すみません!!」と寝言で謝る後輩や、合宿から逃げ出す仲間もいましたね(笑)。
休みも年に数えるほどしかなく、林間学校や修学旅行でさえ部活の合宿だったので、クラスの思い出はほとんどありません。
唯一の思い出と言えば・・・
高3の時、校内でクラス対抗の球技大会があったんです。
中学時代にバレーボールをやっていたので、バレー部員がいるチームにも勝ち、自分のクラスが優勝しました。
柔道部の顧問の一人が体育教員だったのですごく喜んでくれて、その日はなんと部活を休みにしてくれたんです!
部員たちにも「落合、よくやったなぁ~!」と喜ばれましたね(笑)。
Q:趣味はなんですか?
A:車、バイク、工具収集ですね。
今までのバイクコレクションは、NSR250、ゼファー400、Z1300、T-MAX 等々、その時代によって多種多様のバイクに乗っていました。
写真(上)のバイクはホンダ モンキーです。
皆さんに「それ、動くんですか?」って聞かれますが、オブジェではなくちゃんと動きます(笑)。
人と接することが好き
今までに名刺交換した方は1万人を超える
落合が大学生の頃はバブル絶頂期。不動産価格がグングン上がっていく中、「不動産を所有するための近道は…」と考え、不動産業界を志望する。
🔳1994年4月 マンションデベロッパー
用地部の部長に直談判し、希望通り《用地部》へ配属。
入社一年目、初めての契約は右も左も分からず上司や先輩にご指導いただきながらの契約だったが、土地の仕入れ~販売(1棟全30戸)までを全て成し遂げるという快挙!
通常は土地を仕入れた後の販売は営業部が担当する。
それを1棟売りするとなると、時間も人件費もかからずに会社へ貢献したことになる訳だ。
その後もマンション用地の売り情報を得るため7年間、不動産会社、銀行、企業、地主を回る日々を送り、不動産の基礎を徹底的に学んだ。
Q:マンション1棟売りをした時の思い出は
A:成果が上がってうれしかったのですが…
そのお客様の接待で川奈ホテルゴルフコースへ行くことになったんです。
川奈はゴルファーなら一度は回ってみたいと思う名門コースで、とてもゴルフ初心者が行けるようなところではないのですが、スコア178をたたき大恥をかいた思い出があります。
キャディさんに「川奈に来る前に川原で練習してきて。」と言われましたよ(苦笑)。
Q:下積み時代を振り返って
A:7年間、かなり足を使って営業に回りました。
高校時代の部活は血尿が出るほどキツかったので、それに耐えられたら何でもやっていけるという自信はありました。
当時は若さもあり、なにも怖いものがありませんでした。今は怖いものだらけですが…
🔳2001年9月 総合デベロッパー
7年間にわたる用地仕入のキャリアと人当たりの良さが評価され、都市開発会社へ転職。
再開発事業の組合業務を行い、権利者交渉を行う中で、再開発では「地元権利者との交渉は普段からの付き合いが大切」と学ぶ。
携わったプロジェクトでは数十年の歳月をかけ、近代都市ができあがった。
Q:地元でのお付き合いというのは具体的にどんなことですか
A:町内会のイベントもいろいろあるんですよ。
年末には餅つき、節分では豆まき、夏祭りでは屋台で焼鳥を焼いたり神輿を担いだり…、
町内会の方から「落合さん、うちの孫どう?」なんて見合い話を頂いたこともあります(笑)。
当時すでに結婚し娘も産まれていたのですが、自分を信頼してそういって下さったのはとても嬉しかったですね。
イベントでもお祭りでも本気で楽しみ、そして町内会の一員として周囲の方々と一緒に街づくりに取り組む。
こうして信頼が生まれるのだと体感しました。
Q:プロジェクトが形になった時はどのように感じましたか
A:小さな町から大きな街へ開発を進めてゆく…
それぞれの考えを一つの方向へもっていくのはなかなか容易なことではないんです。
時間はかかるけれども、地元の方とのコミュニケーションが重要で、ハード面だけでなく人間関係なども重要だと感じました。
本当の意味での街づくりが出来ているという実感がありました。
🔳2010年3月 会社設立
高校の先輩の会社に間借りさせてもらい、様々な案件の仲介やコンサルの勉強をする。
▪再開発事業で転出なさる権利者の代替え物件を探し代理取得を行う。
▪横浜市神奈川区の新設駅周辺に係る区画整理および都市計画のコンサルを手がけ、駅周辺の権利者とは毎月勉強会を行い4年かけて形にする。
▪大磯の認定こども園を設立するためのコンサルを受け、行政との協議や助成金の申請業務などを行う。
🔳2021年5月 虎ノ門に事務所を開設
🔳2022年8月 ビスマス不動産株式会社へ名称変更
自分という人間を信頼してもらい
その人たちのためにどれだけ汗を流せるか
ビスマス不動産という社名について
独立に際し「不動産屋っぽくない名前がいいね。」と家族と話していました。
力也の“力”を取って[力(りき/ちから)不動産]とか[全力不動産]など候補はありましたが、今一つぴんと来なくて…
あれでもないこれでもないと考えていたところ、科学部だった娘が実験で作った“ビスマス”の結晶が目に留まったんです。
調べてみたら、“未来都市を連想させる”“人生の迷いをなくす”と前向きな言葉にときめいて、僕の迷いを拭い去ってくれました。
当社の強みは、お客様との距離感です
関わることのできるお客様の数に限りがある分、ご縁を頂いたお客様のご要望は誠心誠意受け止め寄り添ってまいります。
社名に冠したビスマスの石言葉の通り、お客様の問題を解決し、夢をかなえる【不動産のホームドクター】でありたいと思っております。
代表取締役 落合 力也